韓国映画 「ハルビン」伊藤博文役にリリー・フランキー ヒョンビンが安重根を演じる
俳優のヒョンビンが、安重根(アン・ジュングン)を演じる映画「ハルビン」に、リリー・フランキーが伊藤博文役で出演することが27日、明らかになった。
本作は1909年、一つの目的のためにハルビンに向かう者たちと、それを追う者たちの息詰まるような追跡と疑惑を描いた物語で、12月25日に韓国で公開される。
日本陸軍少佐のモリ・タツオ役を韓国俳優のパク・フンが演じ、安重根によって暗殺される伊藤博文役を、リリー・フランキーが引き受けた。
リリー・フランキーは文筆家・イラストレーター・俳優などと、日本で多彩に活動しており、俳優としては橋口亮輔監督の「ぐるりのこと。」(2008年)をはじめ、是枝裕和監督の「そして父になる」(2013年)、「海街diary」(2015年)、ドラマ「龍馬伝」(2010年)、「どうする家康」(2023年)など、多くの作品で味のあるキャラクターを演じている。
11月27日に行われた、「ハルビン」製作報告会では、ウ・ミンホ監督が「リリー・フランキーさんが、この作品の誠実さを認めてくれて、出演を快諾してくれた。難しい決断を下したと思う」と、感謝の思いを伝えた。
(よろず~ニュース・椎 美雪)