M-1“ほぼ反則”で爆笑→落選決定「ニューヨーク」ネタのラパルフェ都留「最悪や」最後も屋敷の名言

 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の準々決勝で敗退した102組の中から1組が準決勝へと返り咲きを果たす「ワイルドカード」が2日に発表され、ロングコートダディに決定した。ニューヨークの漫才を完コピしたネタを披露し「ほぼ反則」と話題を呼んだラパルフェは惜しくも落選となった。

 ラパルフェは都留拓也と尾身智志によるコンビ。都留は「トイ・ストーリー」のウッディや阿部寛のモノマネで知られ、コンビ芸では都留が大泉洋、尾身が鈴井貴之に扮(ふん)した「水曜どうでしょう」のモノマネが有名。M-1においても、毎年モノマネを生かしたトリッキーなネタで予選をかき回してきた。

 今年3年振りに準々決勝に進出した2人は、都留が屋敷裕政、尾身が嶋佐和也に扮(ふん)したニューヨークのモノマネで登場。19年のM-1決勝でニューヨークが披露したネタを完コピするなどやりたい放題で会場の爆笑を誘った。敗退となったものの、11月26日からTVerでネタ動画が公開されると「ラパルフェ」がトレンド入りするなど大きな話題となっていた。

 ワイルドカードでの復活も期待されたが落選。それを受けて、都留は自身のXを更新し「最悪や!!」と投稿。このセリフは19年のM-1決勝でネタを披露後、審査員の批評を受けて屋敷が繰り出した一言。最後までニューヨークのモノマネを貫いた。

 勝ち残った31組が決勝9組の座を争う準決勝は5日に東京・NEW PIER HALLで行われる。決勝進出者の発表は同日午後9時30分からTVerでライブ配信される。司会は昨年に引き続き、マヂカルラブリーが務める。

 【準決勝進出31組】

 真空ジェシカ、マユリカ、カベポスター、トム・ブラウン、ヤーレンズ、家族チャーハン、十九人、金魚番長、ナイチンゲールダンス、エバース、ドンデコルテ、シシガシラ、カラタチ、ダイタク、ひつじねいり、令和ロマン、例えば炎、オズワルド、フースーヤ、今夜も星が綺麗、ママタルト、インディアンス、豆鉄砲、男性ブランコ、ダンビラムーチョ、滝音、豪快キャプテン、バッテリィズ、ジョックロック、スタミナパン、ロングコートダディ(ワイルドカード)

(よろず~ニュース編集部)

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