立花孝志氏、アンチを演説台に上げてしゃべらせた! 泉大津市長選で仰天の第一声 「僕からしたらブースト」
任期満了に伴う大阪府泉大津市長選が8日、告示され、3選を目指す無所属現職の南出賢一氏(44)と、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が立候補した。15日に投開票される。
立花氏は、南海泉大津駅前で第一声。1000人以上の聴衆には、支持者や立花氏を批判するプラカードを持った人が入り混じった。
南出氏の発信力の低さや「ご商売が下手。今の市長は、ふるさと納税で稼いでこなきゃいけないんですよ」と問題点を指摘。SNSなどでの自身の発信力をアピールし「やっぱりお金を稼いで来てきてやらないと、市民の皆さんが豊かにならない。YouTuberや有名人、インフルエンサーを連れてきますよ。泉大津中央商店街が、YouTuberの商店街に変わる。ふるさと納税の返礼品が、YouTuberの限定オリジナルグッズ。全国からふるさと納税が集まってくる」と力説し、ふるさと納税の寄付額を現在の10倍の70億にするとした。
「YouTuber、企業を呼んできましょう。儲かったお金で、みなさんのゴミ袋、住民票とかの交付(手数料)、タダにしましょう」と、市民サービスへの還元を約束。「NHKの集金人、泉大津市内に入れさせません。テレビを捨てた人にちゃんと補助金を出します」と“従来”の主張も公約に掲げた。
立花氏は、自身を批判するプラカードを掲げ、ヤジを飛ばす男性に「ガラ悪いやんか兄ちゃん。前に出てきてしゃべるか?おいでや。遠慮せんと、なんかしゃべりぃや」と手招き。演説台に立たせ、マイクを持たせる仰天行動に出た。
男性は「立花孝志がドアホでクズで、社会から去れって言いに来たんですけど。逃げるのか。(兵庫県の)県民局長のパソコン、あんなもんが証拠になるわけないやろ。ウソついとるやんけ」などと面罵。立花氏は顔色変えずに男性の指摘に反論し、プラカードを掲げる男性を隣に立たせて演説を続けた。
立花氏は「彼らは、立花がデマとかうそつきとしか言いようがない。必死なんですよ。それを言えば僕がびびって立候補をやめると思っているんですよね。むしろ、僕からしたら油、オイルです。ブーストかけてくれるから、かかってこいとしか思えへんよね。プラカードを持ってる人たちも、泉大津でご飯食べたり、何か買い物してから帰ってよ」と、余裕の対応を見せていた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)