女優の山下リオ（３２）がこのほど、１７年ぶりの新作写真集「Selenge」（講談社）を発売した。

　１２代目「リハウスガール」としてデビューを飾り、ドラマ『あまちゃん』では主人公が所属するアイドルグループのメンバーを好演。日本グラビア界初となるモンゴルで撮影が行われ、雄大な景色の中で魅せた覚悟と新境地を表現した。

　写真集発売発表時には「17年ぶりの写真集。14歳でデビューした私は、人生の半分以上を俳優として過ごしてきました。いま思えば、『本物の自分』という答えの出ないものをいつも探していた気がします。そんな中いただいた今回のオファー。この写真集で何かが見つけられる気がして、あっという間に気づいたらモンゴルにいました。笑鍛え上げた美しい体でもなければ、ぷるぷるの唇でもありませんが、ただ生きてる人間山下リオを見るのも面白いのでは?なんて。(自虐はさておき。)花が枯れて実をつけるように、落ちた実が新芽を出すように、自然に身を委ねた私自身にもまた“おわり”と“はじまり”があり、その瞬間にこそ、『本物の自分』が映り込んでいるような気がします。是非たくさんの方に見ていただければと思います」とコメントしていた。

　１４日には発売記念会見が都内で行われ、６月に５泊６日に行われたモンゴルでの撮影を「私は競馬の騎手を目指したかったくらい馬が好きなんです。馬といえばモンゴル」と思い入れを明かしつつ、水の中で気持ち良さそうに浮かぶカットを「どこに行っても馬がいるので、その川ももう馬ふんがたくさん流れてきまして本当に気持ちのいいものではなかったんですけど、でもやっぱり馬を愛する気持ちがあるからこそ乗り越えられました」と述懐した。

　今年の漢字一字を問われると「泥」と回答。「本当に泥くさく頑張ってやってきましたから。だからこの表紙もそうですけど、お顔が汚れてるじゃないですか」と話し、「来年ももっと新しいこと、何でもやりたいという気持ちが強い。もしオファーをいただけるなら何でもやると思います」と宣言していた。

（よろず～ニュース編集部）