グラビアアイドルの藤乃あおい（２６）がこのほど、都内で新作ＤＶＤ「再会の瞬間（とき）」（スパイスビジュアル）の発売記念イベントを行った。

　藤乃は２０２０年にデビューし、一気にトップグラドルに成長し、「グラビア・オブ・ザ・イヤー 2021」を獲得するなど活躍。しかし、２２年末に体調を崩したところ、頭部の副咽頭間隙腫瘍と診断された。約１年間の治療専念を経て、今夏からグラビア活動を再開した。１年半ぶり通算１１枚目は９月に千葉県内で撮影。「無事に帰ってこられて良かった、という気持ちが大きいですね」と笑顔を見せた。

　不倫をテーマとした今作。「旅館のおかみ役で、元カレと連絡して会うといったストーリーです。内容はドロドロしていますが、ビーチでのフレッシュな撮影もあります。夫に不倫がバレて、夫がそれに興奮したり…オトナっぽい魅力を出せたかもしれない」と紹介した。ビキニ、ランジェリー、変形衣装姿が大胆に収められた。

　闘病中には抗がん剤治療の影響で自慢だった長髪が全て抜け、Ｉカップを誇るバストはＦカップにまで落ちたという。「でも、胸はすぐに戻っちゃいましたね」といたずらっぽく笑った。ビキニ姿でビーチを失踪する場面では、その持ち味を存分に発揮した。自己採点は９０点といい「髪の毛でこれだけショートでの撮影は初めて。思ったより評判は良かったけれど、自分の中では長い方が似合う気がするので」と語った。この日は金髪のサンタ風水着姿で登場。学生時代に憧れた金髪ショート姿を１２月限定で実施中という。

　がんは完治には至っておらず経過観察中という。「体に違和感を持った頃にファンクラブをつくったのですが、何もできないうちに闘病生活に入ってしまいました。それでも待ってくれたファンのために、絶対戻ろうと思った。寄せ書きや応援の言葉をもらい、今は『戻ってくれてありがとう』と言ってもらえた。うれしいしやる気にもなる。仕事は楽しいです」と心境を語った。

　２３日発売の「週刊プレイボーイ」（集英社）にグラビアが掲載され、来年１月３０日にはセカンド写真集「ハレテヨカッタ」（講談社）が発売される。石川県出身で“加賀百万石バスト”の愛称を持つ人気グラドル。復活の第２章は始まったばかりだ。

（よろず～ニュース編集部）