西宮神社で恒例の福男選び 初参加の17歳が一番福に 5000人が開門待つ
商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社・兵庫県西宮市の西宮神社で10日、本殿参拝一番乗りを競う恒例の「開門神事福男選び」があり、一番乗りの一番福に宝塚市の高校2年生大岸史弥さん(17)が選ばれた。
5000人が午前6時の開門を待った福男選び。前夜に約1300人が事前にスタート位置を決めるくじ引きに参加し、開門と同時に230メートルの参道を駆け抜けた。本殿に先に参拝した3人が「福男」に。二番福は大阪府東大阪市の龍谷大3年生小松勇輝クワァベナさん(21)、三番福は京都府京田辺市の同志社大4年生矢吹彰大さん(22)がゲットした。
高校で陸上部に所属する大岸さんは、前夜に友人に誘われ初参加。「素直にうれしい。今年は部活や、受験もある。いい一年にできたら。家族や友人、いろんな人に福を与えたい」と笑顔を見せた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)