神戸出身・浅野ゆう子「もっと何かできることがあれば」阪神・淡路大震災30年に改めて思い明かす

  女優の浅野ゆう子(64)が10日、大阪市内で2024年に芸歴50周年を迎えた記念公演「ANNIVERSARY SHOW『KANSYA』」(18日、大阪・心斎橋PARCO SPACE14)の合同取材会に出席。17日で30年となる阪神・淡路大震災について触れた。

 神戸市出身。現在92歳の母は被災した。「私は体験しておりません。母が本当にあのとき大変だった話もずっと聞いていて、寄り添って生きてきたつもりです。私がお手伝いできるPR的なものを担当させていただいて、私なりに神戸にいらしてほしいという発信を全国に向けてさせていだきました」と思いを語った。

 神戸のロケ番組で山頂から100万ドルの夜景が戻ってきていると感慨深げにながめていると「100万ドルじゃない、1000万ドルですよ」と言われたという。「30年かかりましたけど、みんなが元気に新しい神戸という街を作り上げて頑張っていらっしゃる。まだまだ頑張っていらっしゃる方がたくさんいて、そういう姿を見ると、私も神戸の人間として誇らしいのと、もっと何かできることがあればという気持ちになりました」と明かした。

 今回の記念公演は神戸も候補に挙がったが、考えた末に大阪で開催することにした。「50周年は地元の関西の皆さんにお知らせしたいと思い、神戸も考えたんですけど、場所的な問題で…。神戸から、京都から、近畿の方が来やすいということで大阪にしました」と説明した。26日には東京・有楽町の「I’M A SHOW」でも行われる。

 1974年に歌手として13歳でデビューして50年。公演のタイトル「KANSYA」にあるように周囲への感謝を込め、歌手だった原点を思い出して自らプロデュースし、最大のヒット曲「セクシーバスストップ」をはじめ、「ムーンライトタクシー」、「ハッスルジェット」などを披露する。筋トレ、ボーカルトレーニングに励み、準備万全。「私なりにできることを全て、トレーニングさせていただいております」と自信をのぞかせていた。

(よろず~ニュース・中江 寿)

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