「株式会社宝塚歌劇団」4月設立 タカラジェンヌは6年目以降も「雇用契約」 専科のみ「タレント契約」

 阪急阪神ホールディングスは14日、宝塚歌劇団を阪急電鉄100%出資の「株式会社宝塚歌劇団」を4月1日に設立し、7月をめどに法人化することを発表した。同時に入団6年目以降の劇団員も「雇用契約」するという。

 宝塚歌劇団は花・月・雪・星・宙の5組と、一芸に秀でたベテランを中心とした専科の劇団員がいる。この専科については、これまでタレント契約となる。これまでは5年目までは雇用契約、6年目以降は業務委託契約だった。

 またこれにともない、劇団員の給与体系も再整備される。これまでは公式稽古以外の自主的な稽古については労働時間外とされていたが、3月以降は、参加が必要となる稽古については一定の管理の下で労働時間として扱われることになる。

 歌劇団では一昨年9月、宙組の25歳の劇団員が転落死。当初、上級生のパワハラを否定していたが、その後、パワハラや過重労働を認め遺族側に謝罪、昨年3月に遺族と合意書を交わした。

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