来年5月退団「残り半年、蘭寿とむ」
来年5月に宝塚歌劇団を退団することを発表した花組トップスターの蘭寿とむが8日、大阪市内で会見した。
蘭寿は退団を考えはじめたのは今春だったことを明かし、「ステージ上で男役として力が抜けて本当に楽しめている瞬間があり、毎日が楽しく、今だなと思いました」と説明。現在の花組の充実ぶりを見て、「今ならバトンタッチできる」と決断したという。
退団後については「全く考えられない状態。残り半年ですが、蘭寿とむならではの男役をまっとうしたい」と、さわやかな笑顔で語った。
退団公演は「ラスト・タイクーン‐ハリウッドの帝王、不滅の愛‐」「TAKARAZUKA∞夢眩」(来年2月7日初日・宝塚大劇場、同4月10日初日・東京宝塚劇場)。