蘭乃はな「卒業まで日々精進を胸に」
11月16日の東京宝塚劇場公演「エリザベート」千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団することを発表した花組トップ娘役の蘭乃はなが20日、兵庫県宝塚市内で会見した。
約1年前から「充実した気持ちになり」卒業を意識し始めて、昨夏には劇団に意思を伝えたという。当初は5月で退団する花組トップスターの蘭寿とむとの同時退団を考えていたが、劇団から慰留され、思い入れの強い「エリザベート」のを勧められた。
退団後については「何一つ考えられない」と白紙を強調。ファンに対しては「卒業するその日まで日々精進を胸に、感謝の気持ちを忘れず、役に真っすぐ、自分に真っすぐに取り組んで参りたい」と、完全燃焼を誓った。