元タカラジェンヌ 810人の大同窓会
宝塚歌劇団100周年を記念した夢の祭典「時を奏でるスミレの花たち」が4日、兵庫県宝塚市内の宝塚大劇場で開幕した。
現役5組のトップコンビはもちろん、八千草薫(83)、寿美花代(82)、有馬稲子(82)、鳳蘭(68)、大地真央(58)、黒木瞳(53)、真矢みき(50)ら歴代トップスター、OGら37人も出演。轟悠ら現役生徒が100年前の第1回公演「ドンブラコ」を復活させるなど祝祭ムード一色となった。
大スターも無名の生徒も関係ない。20代から90代まで約810人の元タカラジェンヌが、100周年を祝うため、宝塚市内で大同窓会を行った。
同窓会では一路真輝(49)が、日本で初演し、退団作ともなった大ヒットミュージカル「エリザベート」のナンバーから「愛と死の輪舞曲」を披露。何度となく歌ってきた曲にもかかわらず、大先輩たちを前に「一生で一番緊張しました!ものすごく汗をかいちゃった」と照れ笑い。80周年の際に雪組トップを務めており、「あれから20年です。120周年もあっという間ですね」と感慨深げだった。
若みゆきの芸名で舞台を踏んでいた鳩山幸さん(70)は「いろんな思い出が詰まった場所。同期とも会えて楽しかった」と笑顔。「タカラヅカは永遠に不滅です!」と宣言した。