新トップ明日海「お客様裏切りたい」
宝塚歌劇団花組の新トップスター、明日海りおが14日、都内でミュージカル「エリザベート‐愛と死の輪舞‐」(8月22日~9月22日・宝塚大劇場、10月11日~11月16日・東京宝塚劇場)の製作発表に出席し、新たなトップスターとしての飛躍を誓った。
今月11日に前任のトップだった蘭寿とむ(年齢非公表)の卒業公演を終えたばかり。明日海は「蘭寿さんには『みりお(明日海の愛称)はみりおらしく』と言われました。気負いすぎずに頑張りたい」とマイペースを宣言した。
最近は、ギャップを見せることにこだわっているそうで「いい意味でお客さまを裏切りたいですね」と自分の色を出すつもりだ。
同公演の千秋楽で、エリザベート役を務める娘役トップスター・蘭乃はなが退団することについては「蘭ちゃんの集大成を見守ることができるのは楽しみです」と笑顔。真飛聖(37)、蘭寿、明日海と3人の男役トップの相手を務め、花組を支えてきた功労者にエールを送った。