柚香“電流0番”の恐怖から卒業
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宝塚歌劇花組3番手スターの柚香光(ゆずか・れい)が20日、兵庫県・宝塚大劇場で上演された「新源氏物語」新人公演に主演した。
柚香はこれが3度目の主演。本公演でも六条御息所と、男役の柏木の2役を演じるなど、進境著しい。「本番に至るまでは、責任感やプレッシャーで、一番緊張した」と苦笑い。それでも「これまでは0番(舞台のセンター位置)には電流が走ってるような気がして、踏めなかった。最近ようやく地に足をつけられるようになりました」と振り返った。今回も丁寧な芝居で舞台を締めたが「もっと舞台人としての基礎力を高めたい」とさらなる実力アップを誓った。
また藤壺の女御を演じた朝月希和(あさづき・きわ)は、2013年「愛と革命の詩」以来、3年ぶり2度目のヒロイン。「前回は目が泳ぐ感じでしたがいっぱいいっぱい。今回はお芝居に集中することができました」と成長を実感していた。