宝塚各組スターが勢揃い 年末恒例公演
宝塚歌劇団5組のスターが勢揃いする年末恒例の「タカラヅカスペシャル2015」が19日、大阪・梅田芸術劇場で開催された。東京公演中の花組トップスター明日海りおを除く、月組の龍真咲、雪組の早霧せいな、星組の北翔海莉、宙組の朝夏まなとの4人とトップスターと専科の轟悠、各組の新進気鋭のスターら50人が出演した。
先日退団を発表した月組の龍は「最後のタカラヅカスペシャル。思い切ってやらせていただきます」とあいさつ。今回が初となる星組の北翔は「初心者マークをつけております」とジャケット裏に張った初心者マークのワッペンを見せ、客席から大きな拍手を浴びた。
各組のコーナーでは、今年の大劇場作品を中心としたパロディーを披露。普段見ることの出来ない、笑いに走った姿に客席も爆笑の渦となった。さらに今年は観客参加型で、客席にジェンヌが降り、今回のために書き下ろされた新曲「New Century,Next Dream」の振り付けを教授。舞台と客席が一体となり、盛り上がった。
また轟悠は「タカラヅカは101周年、Next Dreamを皆様と描いていきたい」とあいさつした。