立件見送りのほしのあき、番組復帰未定
入札のたびに手数料がかかる「ペニーオークション」の詐欺事件で、落札していない空気清浄機を落札したかのようにブログに虚偽記事を書き込んだタレント・ほしのあき(35)に関して、レギュラー番組を抱える関西テレビは8日、ほしのの立場が現在も「育児休暇」扱いとなっていることを改めて強調し、今後の番組復帰についても「未定」と説明した。
詐欺罪で起訴された男が運営するサイトで商品を落札できたと書き込んだほしのらについて、京都、大阪両府警は8日、立件を見送った。落札できないシステム自体を知らなかったことから、詐欺容疑には当たらないとの判断。
ほしのは、2009年から関西テレビの「たかじん胸いっぱい」(関西ローカル、土曜正午)にレギュラー出演。昨年4月に第1子となる女児を出産した後の同年8月に“産休”から復帰したが、復帰は1回だけで、その後は再び育児に専念するため番組を休んでいる。
こうした中で、昨年12月12日にペニオク騒動が発覚した。ほしのは同13日にブログで謝罪。年が明けた1月8日にもブログで謝罪したが、それ以外は沈黙を守ったまま。昨年3月に長男を出産した藤本美貴、同6月に出産した小倉優子、同8月に出産した木下優樹菜ら“ママタレ”たちは仕事復帰し、バリバリとテレビやイベントなどに出演している。
ペニオク騒動を受けて、一部ではほしのが準レギュラーに降格したとも報じられたが、同局は「(現在も)レギュラー扱い」であることを説明。今後の番組復帰に関しては、「育児が落ち着いた時期に、ほしのさん側と相談することになります」と当面は未定であることを明かした。