２９日に２年ぶりにテレビ出演したオセロ・中島知子に対し、松竹芸能の先輩のお笑いコンビ・ＴＫＯが３１日、ＴＢＳ系「アッコにおまかせ！」に出演。「（復帰について）順番が間違ってる。まず（連絡すべきは）松嶋（尚美）ちゃうの」と穏やかな口調ながら、怒りをにじませ、テレビの画面を通じて「見てるか！お前」と中島に呼びかけた。

　中島を“奪還”し、その後のリハビリに尽力した事務所にも、相方の松嶋にも何の説明もなく突然テレビに出演した中島に対し、ＴＫＯの木下隆行は「順番が間違ってる。まず、（連絡すべきは）松嶋ちゃうの。もちろん一番迷惑かけたし」と冷静な口調の中に、怒りをにじませた。

　木下は続けて「（奪還後）ずっとマネージャーがついてたんですよ、（仕事に）戻れるように。何も（連絡）なしに、それ（松嶋やマネージャーら）全部飛ばして、いきなり『ワイド！スクランブル』（テレビ朝日系）に出演するのは」と“非常識”な行動に出た中島に苦言を呈した。

　木本武宏も黙っていられなくなったのか、「松嶋はずーーーっと心配しながら待ってるんです」と口を開いた。

　木本によると、洗脳騒動の渦中、中島を心配する松嶋は「ちょっと集まって」と松竹芸能のマネージャーやＴＫＯら関係者を自宅に召集し、緊急会議を開いた。そして、中島のマンションの見取り図を書き「ここにダクトとか配管があるから、そこから侵入しようと思ってんねん」などと自ら“奪還”作戦を説明。さすがにスパイのような松嶋案は却下されたが、木本は「それぐらい真剣に心配して、助けようと思ってんねん」と語気を強めた。

　木本が「お前、見てるか」とテレビの画面を通じて、番組を見ているかもしれない中島に呼びかけると、木下も「見てるか！お前！」と続け、「ぼくら仲間であり、友達でもあるんです」と心配した様子で呼びかけた。

　２年ぶりにテレビ出演した中島について、木本は「ぼくらの知ってる中島とは違った」と微妙な変化に気付いたことを明かし、おかしくなったきっかけについて中島がテレビで「松嶋の独立がきっかけだった」などと語ったことに対し、「松嶋からしたらショックやと思う。（オセロ）解散なんて言うてないです」と胸中を代弁した。