橋下市長 毒舌討論番組に緊急生出演へ
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)が、今月15日にテレビ大阪のバラエティー討論番組「たかじんNOマネー」(土曜、午後1・00)に緊急生出演することが8日、分かった。
時事問題などに関して“毒舌議論”が展開される同番組。昨今の各種発言で波紋を広げる橋下氏が、生放送で、レギュラーの大谷昭宏氏(67)ら剛腕弁士陣とノーガード打ち合いになる可能性もある。
従軍慰安婦発言などが物議をかもしている橋下氏。これまで複数の報道番組に生出演し、発言の真意を説明してきたが、今回は趣が異なる“激論番組”からの出演オファーを受けた。
かつてタレント弁護士時代には“激論番組”を得意とした橋下氏だが、最近は「あそこは責任がない人じゃないと。今の立場じゃ無理」と苦笑いで語ったことも。
だが今夏参院選を前に“逆風”が吹く中、前日7日には、同党から参院選に出馬するアントニオ猪木氏のフレーズにひっかけ「闘魂は足りているか」と記者団に聞かれた際には「選挙を前にこういう状況ですから。政治家としてはこれほど燃え上がるような状況はない」と返していた。
同局によると、番組形式などは週明けに詳細を詰めるが、パネラー陣とフリーで討論する通常のゲスト出演となる見込みだという。
橋下氏は、今年3月に親交がある司会のやしきたかじんが長期療養から復帰した際に、同番組に“お祝い”をかねて出演し、たかじんと対談していた。だが今回は、たかじんが再び休養に入っており不在。海千山千の弁士陣を相手に“闘魂”がさく裂することになりそうだ。