アンナ訴えられた!3000万円賠償請求
女優で歌手の土屋アンナ(29)の初主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」が中止になった問題で、製作の甲斐智陽氏側が9日、土屋と所属事務所を相手に損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こした。請求額は約3011万円。提訴後、都内で会見を開いた甲斐氏側は「本件トラブルの本質は、被告土屋のただの怠慢である」との考えを示した。
土屋側は原案本著者の濱田朝美さん(31)から舞台化が“無許可”である旨の相談を受け製作側に問題解決を訴え、稽古を欠席したと主張している。しかし、甲斐氏側の伊藤芳朗弁護士(52)は濱田さんに対し5月に「口頭で承諾を得た」と反論した。
甲斐氏は土屋が問題解決を訴えた7月18日以前にも参加予定の稽古を2回欠席したこと、出席時も遅刻していたことなどを主張。さらには「乙(土屋側)は甲(甲斐氏側)の指示に従って、本公演への出演及び稽古を行います」と記載のある出演契約書のコピーを報道陣に配布し「自信が無くなったか面倒くさくなったのか、製作側のミスにして『そんな作品出られない』と言えば通ると思ったんでしょう」と責め立てた。
土屋の所属事務所は訴えについて「訴状を見て適切に対応します」とコメント。土屋は日本テレビの取材に対し「結果は裁判長が決めるもの。多くの人が悲しい思いをせず、まるく収まっていけたら」とコメントした。