ASKA HPで薬物疑惑を自ら否定
人気デュオCHAGE and ASKAのASKA(55)が27日、8月に一部週刊誌で報じられた、覚せい剤などの薬物使用疑惑を自ら否定した。公式HPに声明を発表し、「記事にあるような、違法なことは一切やっていませんし、あのような言動、行動に関しましても、一切ありません」などと記した。
騒動の渦中に置かれていたASKAが初めて自らの言葉で、疑惑を否定した。「この夏、ファンの皆さんには大変な御心配をおかけしました」。HPの冒頭でファンに騒動をわび、自身にふりかかってきた疑惑を打ち消す声明を発表した。
「今回の記事にあるような依存性の症状などがないことは、前回のコンサートに参加して下さった皆さんには、はっきりと証明できていると思っています。それだけに今回の記事が事実無根であることは、皆さんが一番理解してくれていると僕は信じています」と記した。
ASKAは、8月1日発売の「週刊文春」で、覚せい剤などの薬物使用と、その吸引映像を暴力団に盗撮され、金銭を要求されていると報じられた。これに対して、所属事務所は同日、公式HPで「報道の内容は事実に反しており、大変遺憾」と否定していた。
今回の声明でASKAは、「僕にも不注意なことはあったかも」として「音楽関係者といって近づいてきた人」との関係を断ち切ったことを逆恨みされたことが一連の報道の原因ではないか、との見解を示している。
6月に一過性脳虚血症の疑いがあることを公表し、自宅療養していたが、体調も回復。関係者によれば「音楽製作活動を再開したのは9月初旬から」という。延期しているチャゲアスのライブを来年実現できるよう目指すことも発表。報道への法的措置は取らないが、「この悔しさは、音楽で取り払ってみせる」と力を込めた。