山本太郎議員が陳謝も辞職意向なし
天皇陛下に園遊会で手紙を手渡した無所属の山本太郎参院議員は5日、議院運営委員会の岩城光英委員長と国会内で会い、自らの行為を陳謝した上で議員辞職の考えがないことを伝えた。
「陛下に心労をお掛けした。猛省しなければならない」と謝罪の意向を示したという。会見した山本氏は「(参院選で投票してくれた)67万人近くの方と約束したことがある。職を辞するわけにはいかない」と強調。「国会議員になって3カ月、変化をもたらせない歯がゆさが自分自身を動かした」と釈明した。
また宮内庁の山本信一郎次長は同日、山本氏の行為を「あのような場所ではふさわしくない」と批判。手紙の行方を「こういう状況で渡されたものなので、事務方で預かり、陛下には上げていない」と明らかにした。