板東英二 局側拒否でMBS復帰ならず
大阪・毎日放送(MBS)の河内一友社長(66)が14日、大阪市内で開いた新春会見で、申告漏れ騒動で“無職状態”にあるタレント・板東英二(73)から、約1カ月前に同局に仕事復帰の相談があったことを明かした。
ただし同社長は「非公式に旧知の現場スタッフが面会したもの」と説明。同局としては昨年11月に板東が行った釈明会見に対し「納得できる内容ではなかったと判断している。公式にわれわれが求める具体的な事情説明を頂戴しないことには何の前進もない」との見解を示した。
板東は同局でテレビ、ラジオで2本のレギュラー番組を持っていたが、2012年12月に国税当局に約7500万円の申告漏れを指摘される騒動を起こした後は、同局が求めた事情説明にも応じず沈黙。全レギュラー番組が降板や放送休止となった。昨年11月になって釈明会見を開き、所得隠し疑惑などを否定し「仕事するチャンスをください」と懇願していた。