今井雅之 のりピードタキャン騒動語る
俳優の今井雅之(52)が主演・脚本・演出を担当する舞台「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~」(3月29~31日・東京芸術劇場)の制作発表が16日、都内で行われた。同作のキャスティングをめぐっては、今井が昨年12月6日にブログで女優・酒井法子(42)が突然降板したことを明かし、ドタキャン騒動に発展。騒動後、初の公の場となった今井は経緯を説明し、あらためて謝罪した。
酒井のドタキャンを暴露し非難したかと思えば、14時間後には一転、謝罪の言葉をつづるというドタバタ劇を演じた今井は冒頭「いろいろ年末、お騒がせしてすみませんでした」と頭を下げた。「僕がもめたのは(酒井の)事務所の社長。酒井法子は何も悪くないです。ネットでは僕が彼女(酒井)と付き合おうとしてると書かれましたが、全然なくて、才能にほれてました」と釈明した。
今井によると、昨年2月に酒井と舞台で共演した際、出演を直接オファー。7月には酒井の事務所からも了承を得たつもりだったが、12月に突如キャンセルされたという。酒井の名前が入った公演チラシも10月から配布していたが「『契約書を書いてないよ』と向こうがおっしゃって…私がバカでした」と、自らの不備を認めた。酒井とは連絡を取り合い和解済みだという。
騒動の影響で舞台の準備は1カ月遅れているものの、台本には変更なし。酒井の代役は6日にようやく、舞台を中心に活動している女優の高橋明日香(26)に決まった。
今井は「全国的には『誰やねん』の知名度でも、前の事件が大きすぎたので、新人の方が色が付かないと思って」と説明。高橋が「初めまして。アスピーこと高橋明日香です」と自己紹介すると、まさかの“ピーかぶり”に今井は「のりピーからアスピーになりました」と苦笑いした。