みの「やり残しある」報道への復帰熱望
節分の3日、各地で豆まきが行われ、多くの芸能人が参加した。東京・富岡八幡宮では、次男の不祥事で報道番組を相次いで降板したタレント・みのもんた(69)が、昨年10月の謝罪会見以来、初めて公の場に登場。反省を口にし、報道番組への復帰に意欲を見せた。
自ら「休養中」というみのだが、久々の公の場で健在ぶりを見せつけた。
「みのさ~ん!」という、参加者の中で一番の声援に、笑顔で応えた。合図を前にフライングで豆をまいて沸かせ、近くの巫女(みこ)さんとはお約束とばかりにコミュニケーションを図る。ファンの女性を抱擁する場面もあった。
豆まき後は「半年近く休養してこの日に備えていたから。福も鬼も内に入れた」と、ジョークも全開。久々のテレビカメラの放列に「久しぶりでうれしいね」とご満悦だ。
テレビ、ラジオとも週1回のレギュラーが1本ずつという現状には「『人生を見直せ!』と神様が与えてくれた厳しさ。今までは人生、流されていた。これからどういう人生を歩んだらいいか」と反省する日々だという。
ただし、世の中の動向は常にチェックしている。「なぜか俺が降板したのを待ったかのように、いろいろ起こったね」と、普天間基地移設問題や猪瀬直樹前都知事の資金提供問題、原発などを挙げ「いつも庭に向かって言っているよ」と、“一人ズバッと”を告白。「言い残したこと。やり残したことがたくさんある。場が与えていただければ」と、報道番組への復帰を熱望していた。