新垣氏、会見の理由は高橋大輔への配慮

 「現代のベートーベン」と称された作曲家・佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(50)が別人に作曲させていた問題で、実際の作曲者として名乗り出た桐朋学園大非常勤講師の新垣隆氏(43)が6日、都内で会見を行った。

 新垣氏がソチ五輪開幕直前にゴーストライターを公表したのは、フィギュアスケート男子代表の高橋大輔(27)=関大大学院=への影響を配慮してだ。高橋はショートプログラム(SP)で佐村河内氏名義で作曲した「ヴァイオリンのためのソナチネ」を使用する。同氏は「このままでは高橋選手までが『彼と私のウソを強化する材料』になる」と懸念し、いろいろ考えた末「真実を知った上で堂々と戦っていただきたいと思った」と明かした。

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