告発者は断罪「詐欺師のレトリック」
ゴーストライターに代作させていたことが発覚して騒動になっている作曲家の佐村河内守氏(50)が7日、都内で会見した。
週刊文春で新垣氏の告白を執筆し、佐村河内氏を告発したノンフィクション作家の神山典士氏は会見後、「詐欺師のレトリック」と断罪した。
「全く誠意が感じられない。謝罪をしている感じだが、実は反論している。新垣氏のせいにすると、自分の正しさが証明される」と、佐村河内氏の巧妙な話術を解説した。
佐村河内氏は神山氏を名誉毀損で提訴することも示唆したが「どういう名誉をお持ちになるのでしょうか」と、望むところといった表情だった。
会見では、佐村河内氏を師と仰いでいた義手の少女バイオリニストに関する著書を持つ神山氏が謝罪を要求。佐村河内氏が「はぁ?あなたにですか」と、感情的になる場面もあった。
なお、新垣氏はこの日「私が謝罪会見や雑誌の手記で述べたことは全て真実であり、変更することはありません」とするコメントを発表した。