号泣元県議 ツイッター素早く改名
政務活動費疑惑を巡り、兵庫県議会議員を辞職した野々村竜太郎氏(47)が、辞職直後に自身のツイッターのネームを「ののちゃん元県議」と、肩書き部分を速攻で改称していたことが分かった。辞職後も疑惑噴出は止まらず、説明責任が果たせていない状況だが、県民が全く期待していない部分で素早い対応をみせた。
野々村氏は11日午後に辞職届が受理されたが、12日昼には「ののちゃん県議」と称して運用していたツイッターの名前を「元県議」に“模様替え”。プロフィール欄も「元兵庫県議会議員」と書き直している。
野々村氏は釈明会見で号泣した今月1日に「本日記者会見のため県政記者クラブ幹事社へ連絡するよう広報課に依頼しました。スマホ電池切れのためPCより」とツイートした後は、ツイッターを非公開に。野々村氏がフォロワーのみが閲覧できる状況となっている。
議員辞職し、過去3年間に支出した政活費1834万円の全額返還の意向を示してはいるが、県議会の疑惑調査に対しても理解不能な回答を繰り返した野々村氏。報道陣の前に出ることも拒んだが、非公開のツイッターで、一体、何をつぶやいているのだろうか。