号泣元県議のモノマネ…否定派も存在
政務活動費疑惑を巡り、兵庫県議会議員を辞職した野々村竜太郎氏(47)の問題は、13日に放送された多くの情報・バラエティー番組でも特集が組まれた。芸能界では、野々村氏の釈明会見での号泣や、耳に手を当てるポーズ、コップの水を隠しながら飲む様を、大御所から若手までがモノマネなどでネタにしているが“慎重派”もいるようだ。
TBS系バラエティー番組「サンデー・ジャポン」(日曜、前10・00)に出演した俳優でタレントの坂上忍は「前代未聞の会見だったからイジりたい気持ちは分かるけれども」としたうえで「言っても、税金の話。個人的にはチャカす問題ではないと思う」と、笑いの対象とすることに否定的だった。
またお笑いタレント・博多大吉は「視聴者は甘くないですよ」と話し「最初に見た時、いろんな芸人がマネするだろうなと思いましたが、取り扱い注意の物件ですね」と語った。
一方で、衝撃的な野々村氏の出現によって、芸能界での立場が危ういとイジられているタレント・杉村太蔵は、元衆院議員らしく今回の問題を解説。野々村氏に「切手大量購入換金疑惑」が浮上していることに「(政界では)公金で換金性のあるものは買わないというのが大前提」と指摘。野々村氏が13年度に計上している切手代約176万円の額面に関しては「それぐらいの額はありうるが、送付先リストがないのはおかしい。消せるもんじゃない」と指摘していた。