１６日の衆議院議員本会議で、自身の辞職が認められた宮崎謙介前議員（３５）が、本会議席上で、周辺議員に「ゼロから頑張る」と話していたことが、１７日のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で放送された。

　番組内では、不倫報道で議員辞職を表明した宮崎元議員が、本会議に出席する映像を放送。不祥事による議員辞職の場に本人が出席することは極めて異例だといい、番組テロップには「異例の“公開辞職”」の文字も躍った。

　宮崎議員の周辺に座っていた村井英樹議員は「本当に迷惑をかけて申し訳ないと。ゼロから頑張るということを言っていた」と証言。また勝沼栄明議員は、「（宮崎元議員は）憑きものが取れたようだった。おそらくご家族と話し合いもできたと思いますので、そこは安心して見ておりました」と、その様子から、離婚は回避したのでは？という見方を示した。

　辞職の瞬間をテレビで見ていたという、宮崎元議員の妻・金子恵美議員の父もインタビューに答え、「仕方のないことですから。本人が決意してやったわけですので、本当にご迷惑をおかけしました。私からも国民の皆様にお詫び致します」と沈痛な声で謝罪していた。