清原元選手が「恐喝を受けていた」

 覚せい剤取締法違反罪で有罪が確定したプロ野球の清原和博元選手(48)に覚醒剤を譲り渡したとして、同法違反(譲渡)の罪に問われた小林和之被告(45)の第二回公判が15日、東京地裁で開かれ、小林被告は清原元選手が「恐喝を受けていた」と証言した。検察側は懲役3年を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は7月5日。

 清原元選手とは2014年7月に知り合った当初から覚醒剤を譲渡。「10回前後」に及んだという。知り合うきっかけとなった共通の知人に「『暴力団を乗り込ませるぞ』とか恐喝されていた」と話した。また、元選手の様子を「機嫌の悪い感じの声で電話が来て悩みを打ち明けられる。その後『気分が悪いから、ちょっと用意できる?』という感じだった」と明かした。

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