【4月22日の虎に翼】第16話 寅子は大学の法学部に進学 意外に好意的な男子学生に、よねは
【先週のあらすじ】
生徒が減る女子部存続のため寅子(伊藤沙莉)たちは法廷劇を上演するが、男子学生の妨害で乱闘騒ぎに。立ち向かいけがしたよね(土居志央梨)を介抱する中、男装のよねの生い立ちや働きながら弁護士を目指す理由を知る。法廷劇の実際の事件を検証中、学長による脚色が発覚。この社会は女を無知で愚かなままにしておこうとする、戦わないのはもっと愚かだと言うよねに「私はむしろ弱音、吐くべきだと思う」と寅子。やがて後輩も育ち、寅子たちは無事卒業する。
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本科と呼ばれる明律大学法学部に進学した寅子たち。法改正が行われ、女子も正式に弁護士になるための試験を受けられるようになったことで、いよいよ男子学生には負けていられないと一段と気合いが入っていた。本科では男子学生の花岡(岩田剛典)らが待ち受けていたが、花岡は意外にも「これからは男女平等だ」と寅子たちに好意的。自分の偏見を恥じる寅子。対して、よねは疑いの目を持っており…。
朝ドラ110作目の「虎に翼」は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・三淵嘉子がモデルのオリジナルストーリー。戦前戦後に道なき道を切り拓いた、弁護士や裁判官など法曹たちの情熱あふれる世界を描く。ヒロインの寅子を演じるのは、ドラマや映画・舞台において、シリアスからコメディまで確かな演技力で活躍する女優・伊藤沙莉。脚本は、よるドラ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香が担当する。