【4月29日の虎に翼】第21話 直言らが逮捕された「共亜事件」穂高と花岡は大学に行けない寅子の家へ
【先週のあらすじ】
法改正で女子も弁護士資格を取得可能になり、寅子(伊藤沙莉)たちは大学法学部に進学。男子学生は意外にも好意的でハイキングへ。しかし梅子(平岩紙)への態度に憤った寅子は花岡(岩田剛典)と口論に。崖から転落し入院した花岡は復学後に梅子に謝罪、寅子とも距離を縮める。父・直言(岡部たかし)の贈賄容疑で検察が家宅捜索を実行。優三(仲野太賀)も尽力するが弁護人が決まらない。
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寅子の父・直言ら16人が贈収賄の容疑で逮捕された「共亜事件」は世間の注目を集め、寅子は大学に行けずにいた。そんな中、花岡と穂高教授(小林薫)が猪爪家にやってくる。穂高が直言の弁護を引き受けてくれることになり、安堵する寅子たち。逮捕から4カ月後、予審が終了し、「罪を自白した」と書かれた新聞記事に戸惑う寅子たちの元に、直言がようやく帰ってくる。
朝ドラ110作目の「虎に翼」は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・三淵嘉子がモデルのオリジナルストーリー。戦前戦後に道なき道を切り拓いた、弁護士や裁判官など法曹たちの情熱あふれる世界を描く。ヒロインの寅子を演じるのは、ドラマや映画・舞台において、シリアスからコメディまで確かな演技力で活躍する女優・伊藤沙莉。脚本は、よるドラ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香が担当する。