ロッキン初参戦-音楽で垣根を越えて一つになっていく様にゾクゾクした
忘れられない景色が、また刻まれました。
先日出演した音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(ロッキン)は、僕らにとっても待ちに待ったステージでした。初参戦を予定していた昨年は、台風で中止。悔しい思いをしましたけど、今年は晴天に恵まれてリベンジを果たすことができました。
日本最大級の野外音楽イベントって言われるだけあって、そのイベント自体の持つパワーがすごい。しかもフェスって、いつものワンマンのライブと違って多くのアーティストさんが出演されているので、当然、それぞれのファンの方が集まっていて、僕らだけを目当てに来ているわけではない。どこか裸一貫で戦おうって思わせてくれる舞台でした。
セットリストには「ズッコケ男道」や「無責任ヒーロー」「オモイダマ」とか、僕らの名刺代わりになるような楽曲を多めに組みました。いざステージに立つと、目の前に広がるお客さんたちが、僕らの音楽を通して、垣根を越えて一つになっていく。その様に、ほんまにゾクゾクした。
男性のお客さんたちの骨太な声でのコール&レスポンスもすごい新鮮やったし、これまでも東京ドームとか日産スタジアムとか大きな会場での景色を見させていただいたけど、その感動とはまたひと味違う、フェスにしかない圧巻の光景にグッと来ましたね。
僕らは色眼鏡で見られやすい部分もあるやろうけど、すごく受け入れてもらえたことがうれしかったし、音楽ファンの方って、いいもんを提供すれば響くんやなって。改めて呼んでいただけたことをありがたく思うとともに、こういうのはご縁ですけど、1回味わうとやみつきになるというか、純粋にまた立ちたいと思いました。
僕自身もトランペット、ギターと、音楽に向き合ってきて良かったなと心から思ったし、ヤス(安田章大)、マル(丸山隆平)、大倉(忠義)、村上(信五)、みんなにも感謝してる。今年でデビュー19年ですけど、今なお「初」というものに巡り合えて、もっと年齢重ねていったら、またもっと楽しめるんやなって思いました。
何よりメンバーが楽しそうやったのがうれしかった。9月も「WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2023」(熊本)、「KANJANI∞ 20FES~前夜祭~」(山梨)と音楽イベントが続きますが、このステージでの経験が、いい自信になったかなと思っています。