後輩たちがついてきてくれるようなカッコいい大人にならないと
皆さん、こんにちは。16日に「ベストヒット歌謡祭」に出演させていただいて、新曲「アンスロポス」を初披露しました。聴いていただけたでしょうか。久々の生放送の歌番組の雰囲気に、心地良い緊張感を持って臨みました。
今回の楽曲は、提供してくださったキタニタツヤさんの才能が爆発してる。僕のパートはかなり難易度が高いんですが、いろんな方に曲を作っていただけているので、そのたびに新鮮みがあります。アニメ「め組の大吾」の主題歌にもなっていて、その世界観どおり、立ち向かう姿や背中を押されるような楽曲になっているので、共感していただけたらうれしいなと思います。
さて、先日、なにわ男子の藤原丈一郎が出演している舞台「月とシネマ」を観に行ってきました。僕はお芝居のことを偉そうに言える身分じゃないのですが、主演の中井貴一さんをはじめ、永作博美さんら、そうそうたるキャストの方々に囲まれながら、堂々と演じる丈の姿は立派で、何だか誇らしかった。ストーリー自体も素晴らしく、皆さんの熱量に心を揺さぶられて、すっごい泣きました。
朝ドラ「舞いあがれ!」で僕のお母さん役を演じた永作さんの熱演にも、引き込まれましたね。偶然にも“舞いあがれファミリー”の福原遥ちゃんも観に来ていて、久々に3人で写真を撮ったり。後輩の頑張りと、“家族”とのひとときに、あったかい気持ちで劇場を後にしました。
丈には感動したこと、素晴らしいお芝居だったことを伝えましたが、僕自身、彼らがついてきてくれるようなカッコいい大人にならないといけないなって思ってる。常々、慕ってくれる、頼ってくれる後輩には全力で応えたいって思っているけど、やっぱり、背中、仕事で見せるのが一番だと思っています。
僕らがカッコいいなっていう人間にならないと、絶対に後輩ってついてこない。自分らがカッコ良くなかったら意味ないし、僕も先輩の背中を見て、この会社で頑張りたいと思ったし、SMAPを見て、こんなスターになりたいって思ってましたから。
頑張って生きていたら、見てくれている人がいる。その信念を持ってやるしかない。ブレないようにやっていきたいなと思ってます。