SUPER EIGHTとしての使命感
もうすぐ新年度ですね。僕はと言えば、4月11日にスタートする日本テレビ系ドラマ「約束 ~16年目の真実~」に出演させていただきます。久々の刑事ドラマなんですが、懐かしさもありながら、難しい言葉も多くてそういうのが大変やったな…とか思い出しています。サスペンスのお話で、視聴者の皆さんは考察しながら見るようになると思うんですけど。ちょっとしたところにヒントがあるんやろな、とかスタッフの方々が考えて作っているのはすごい。僕もまだ結末を知らないんですが、目の前のものを一生懸命やるタイプなので、そこはあんまり気にならずにやっております。
16日には、後輩の「Aぇ!group」のデビューが決まりました。デビュー前に京セラドームを満員にするというのもすごい。彼らのこれまで培った功績だと思います。僕が言わなくても、ここからが大事だというのは本人たちが分かっていると思います。そんな話は、彼らが結成した5年前から山ほどしたんやろうなと。いろいろと思い出がありますが、形になったのが良かった。
21年に「なにわ男子」がデビューし、本当に本人達は焦りや、苦悩があったと思います。でも腐らず目の前のお仕事を全力でやった結果が報われた。「絶対に腐らずやろうな」とは言った記憶がありますね。僕らと環境がすごく似ていたから。僕らも03年11月に「NEWS」がデビューして「どうしたらいいんやろう」って思っていた時期もあって。そんな中でも「ファンの皆さんと一緒にやるんだ」っていう熱量を持ってやっていました。「デビューさせないと仕方ない」というほど実力や人気をつけてしまえばいいんだっていうのは、僕らもその時期に培った部分でもありました。彼らに関して、僕は何も心配していません。それぞれみんなが良いとこがあるし、僕がジュニアやったら同じ土俵で戦えてんのかなと思うぐらいスキルもあって器用です。
SUPER EIGHTとしては4、5月に会社としてのライブ「WE ARE! Let’s get the party STARTO!!」に出演します。ただ、今すごい“こっ恥ずかしさ”みたいのがあるんですよね。僕らは年齢的には上になっていて、昔だったらTOKIOさんやKinKi Kidsさんがいて安心感があったんですけど。僕らもベテランになってきて、若い子たちと一緒になってやる申し訳なさというか、クラブ活動でOBがはしゃいでるみたいな感じが…。だから正直な感想を言えば“こっ恥ずかしい”なんです。
でも会社としてやろうとしていることやし、それを正解にせなあかんねやろとも思う。どうなるかわからないし、みんな手探りかもしれないです。でもその中で、僕らSUPER EIGHTとしての個性というんでしょうか、立ち位置を示さないといけない。そんな使命感を抱いています。