すごいっすね。Aぇ!group、大きくなったな
後輩のAぇ!groupがCDデビューを果たしました。一緒に仕事をすることも多く、2019年の結成から5年という歴史を見てきた僕としては感慨深いのもあるんですが、ほっとしているというのが率直な気持ちでしょうか。デビューシングルの《A》BEGINNINGも売れていると聞きますし、すごいっすね。大きくなったなという感じがします。当初、僕が見ていた時はまだまだ世の中には知られていなかったんですが、この5年ですごいことになった。僕としてもスターにのし上がっていく瞬間を近くで見られたのは、良い経験でした。
今年に入ってからも、何度かメンバーやスタッフたちとはご飯に行く機会がありました。ちょっとお酒が入った時には「感慨深いな」なんて話もしましたが、楽しい集まりで。何にせよ、彼らにとってはここから。ただ、過去にこのコラムでも何度か触れたように、僕としてはまったく心配していません。はじめからすごい光っている子たちだったし、今も優先順位が何かを見えている気がします。ファンの皆さんあっての僕たち、という絶対的なものの中で「自分たちはこれをやっていく」という嗅覚のようなものが苦労もしてきた分、すごく分かっていると思います。正直、僕は変わらず先輩なんですが、これからは同じ舞台で戦っていくわけで、そこも楽しみです。
個人としては、最近もいろいろとやることが多いですね。ドラマの撮影もですが、グループの新アルバム(7月31日発売)の制作準備に「EIGHT-JAM FES」(6月21~23日・さいたまスーパーアリーナ)も間近に控え、覚えることがたくさんです。フェスに向けては、楽器の練習はもちろんプレッシャーもあります。でも他のアーティストの方々と一緒のステージに立てることのすごさをあらためて感じるし、楽しみや期待だってある。大変ではありますが、今は楽しみの方が勝っている感じでしょうか。
ドラマは制作の皆さんの熱い思いも聞いてたし、そういった作品に携わることは大変さとともにやりがいを感じます。刑事役の「約束 ~16年目の真実~」では難しいことばっかしゃべってて大変でしたが、スタッフにも恵まれ、やりがいというか『生きてたな~』って実感します。先ほどの音楽についてもそうですが、音楽活動には音楽活動の良さがある。いろいろと経験させてもらえることって、やっぱりありがたいなと感じますね。