【アイビスSD】ヴァーゴウ、連覇へ躍動
「アイビスSD・G3」(22日、新潟)
遠征帰りの不安を吹き飛ばす動きを披露した。連覇を狙うエーシンヴァーゴウは18日、栗東坂路で単走追い。道中はうまくなだめられ、ゴール寸前で軽く仕掛けられた程度だったが、軽快な脚さばきで4F52秒1‐37秒7‐12秒8。「日曜日に速い時計で追い切ったので52秒くらいの指示でした。反応はいつも通りだったし、しっかり動けていた」と高田助手。15日には坂路で自己ベストタイの4F49秒5を記録しており、過程は申し分ない。
今春はドバイに遠征し、アルクオーツスプリント・G1(直線芝1000メートル)に参戦。12着という結果に海外のレベルの高さを実感した。経験を糧に、今夏も目指すはサマースプリントシリーズの頂点だ。「コーナリングがあまり上手ではないので、直線の1000メートルには適性がある。5歳になって、普段のしぐさも大人になってきました」。2戦無敗の舞台で鮮やかによみがえる。