【ダリア賞】アイサレジョウズ軽快

 「ダリア賞」(4日、新潟)

 390キロ台の馬体を大きく使い、アイサレジョウズが1日、美浦坂路を軽快な脚さばきで駆け上がる。前評判が高い僚馬のサブラタ(土曜新潟5R・新馬戦に出走予定)との併せ馬で4F51秒3‐37秒1‐12秒5。馬なりで自己ベストを記録した。

 「いい動き。理想を言えば、体は410キロくらいになってほしいけど、この馬の場合は単に小さいだけ。やせているわけではない」と手塚師。デビュー2戦目の前走を好位の外から力強く抜け出して、2馬身半差で快勝後も順調そのものだ。

 馬名は、紫色の小さく可憐(かれん)な実をたくさんならせるムラサキシキブの花言葉。小さな果実は、ここにきて着実に熟し始めている。「過去2戦がともに道悪で速い時計の決着は未知数だが、精神的にかなり強くて能力も高い。混戦になればさらにいい」と大きな期待を寄せている。

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