【関屋記念】ジャック、反撃へ順調
「関屋記念・G3」(12日、新潟)
09年覇者のスマイルジャックが8日、美浦Wで順調をアピール。僚馬リブストロング(3歳未勝利)とネルトスグアサ(2歳新馬)を大きく追走し、直線で内にもぐり込んで先着を決めた。6F82秒2‐39秒2‐12秒8。小桧山師は「宝塚記念を使ったことで調整が楽になった。疲れは見られない」と出来の良さに満足している。
その前走は15着。指揮官は「やはりマイラーなんだろうね」と敗因を説明する。その点、今回は得意のマイル戦で3年前に勝った相性のいいレース。「2走前の安田記念でいいレースをしてくれているし、この距離なら」と期待を寄せている。
「丈夫な馬だよ。2歳から毎年コンスタントに1勝ずつ勝っているので、今年も勝たせてあげたい」。2歳から積み上げてきた勝利は5。7歳馬のベテランが重賞の舞台で今年の初勝利を目指す。