主将ユタカ、チームV貢献も騎乗停止に
世界の一流騎手12人が世界選抜、欧州選抜、英・愛選抜、女性騎手選抜の4チーム(各3人)に分かれて計5レースのポイントを争う「シャーガーC」が11日、英アスコット競馬場で行われ、武豊騎手(43)=栗東・フリー=が主将を務めた世界選抜チームが89ポイントで優勝した。シルバーサドル賞(最多ポイント獲得騎手)は1勝、2着3回などの活躍で45ポイントを挙げた香港のチャドウィックが獲得した。
武豊は競走除外、5、3、2、7着で個人戦4位となる24ポイントを獲得し勝利に貢献したが、1Rの除外、2Rの最有力馬の取消(補欠馬で5着)など不運な面も。さらに、4R(2着)のムチの使用について騎乗停止の制裁を受けた。日本における騎乗停止期間などは後日発表される。
なお、この後はフランスに転戦し、12日はドーヴィル競馬場で騎乗、13日にはクレールフォンテーヌ競馬場で吉田照哉オーナーの所有馬2頭に騎乗する。