【新馬戦】アルヴェロン、将来性豊か
「新馬戦」(9日、中山)
厩舎期待の素質馬が開幕週で力強い走りを披露するか。9日の中山5R(芝1600メートル)でデビューを果たすアルヴェロン(牡、父ダイワメジャー)。母アルヴァーダが米G2ウイナーという確かな血統背景、そしてスケールを感じさせる500キロの馬体。「小さな課題はあるけど、能力は高い。先々まで楽しめそうな馬だよ」と小島茂師は将来性に太鼓判を押す。
1週前追いには蛯名が騎乗し、美浦Wで3頭併せ。4F52秒6‐38秒9‐13秒7で最先着を果たした。「まだ緩いところがあるから、ウッドではそんなに動かないタイプだろうね。でも雄大なフットワークで、間違いなくいいモノを持っている。早く芝で走らせてみたい」とジョッキーは手応え十分。絶好の芝コンディションを味方に、他馬を圧倒するパフォーマンスが期待できそうだ。