【紫苑S】フォーリス何とか併入もOK

 「紫苑S」(8日、中山)

 5日、真っ白な馬体の2頭による併せ馬で迎えた美浦Wの直線、残り1Fからアイスフォーリスは内ガッダムアスカ(3歳500万下)に馬体を合わせに行く。ただ鞍上が仕掛けてからの反応はやや甘く、何とか並入に持ち込んでのゴールとなった。

 5F68秒6‐39秒3‐12秒7。正直、拍子抜けする内容だったが、陣営に悲観の色は全くない。相沢師が「乗り込んでおり、仕上がり過ぎているくらいだからね。あれで大丈夫」と言えば、松岡も「春は硬かった歩様が格段に良くなっている。順調にケイコを積んでこられた」とうなずいた。

 夏場の放牧を経て、8月19日の初時計を皮切りにWで5Fから4本の追い切りを消化。「直線で前がスムーズにあいていたら2着はあった」と主戦が言うオークス3着馬は、順調に仕上げられてきた。「あっさり勝つくらいの感じで秋華賞へ行きたい。それだけの馬だと思っている」と指揮官は前を見据えた。

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