サトマヤ史上初!女子初優出
「若獅子杯争奪戦・G2」(25日、山陽オート)
オートレースで現役ただ一人の女子レーサー・佐藤摩弥(20)=川口・31期=が25日、山陽オートで開催中のG2若獅子杯・準決勝戦(12R)で2着に粘り、昨年7月のデビュー戦以来、1年2カ月で悲願の初優出を果たした。女子選手の優出はオートレース史上初。
準決は単独0メートルハンデの佐藤。後続の猛追を最終6周回3コーナーまで振り切っていたが、4コーナーの立ち上がり(ゴール直前)で早川に内側から抜かれた。それでも優勝戦進出条件の2着に入り、初のグレードレース出場ながら、デビュー初優出を決めた。レース後、佐藤は「うれしいです。初めての優出は出来すぎ…というかタイヤが本当にいいです。優勝戦は初の8周戦で、不安はありますが、今の自分にできる限りの走りをしたい」と抱負を語った。