阪神競馬は台風で中止、1日に代替開催
JRAは9月30日、台風の影響により安全な競馬の施行に支障があると判断し、開催を予定していた阪神競馬(第4回最終日)の全レースを中止した。これに伴って、同日のWIN5の発売も中止となった。代替競馬は出馬投票をやり直さずに1日に行われる。
JRAの競馬開催が中止となったのは、東日本大震災の影響によるもの以外では昨年2月12日の小倉競馬(降雪)以来。阪神競馬の台風による中止は史上初めて。なお、次週の特別レースの登録は1日に、ハンデの発表は2日に行われる。
また、1日に代替開催が行われることに伴って、JRAは2日から発売開始を予定していたJRAインターネット投票(IPAT方式)による地方競馬の馬券発売が3日スタートに延期となることを発表した。IPATの会員管理、口座管理およびシステム処理などの関係によるもの。これにより、2日の白山大賞典・交流G3(金沢)はIPATでは馬券を購入できない。
JRAは「中央競馬・地方競馬の馬券相互発売の拡大」の一環として、IPATで地方競馬ダートグレード競走のほか、所定のレースの馬券が購入可能となることを7月24日に発表。ホームページなどでPR活動に努めていたが、そのスタートでつまずく形となった。