【デ杯2歳S】ペガスター切れ走だ
「デイリー杯2歳S・G2」(6日、京都)
馬格のイメージと反して、素軽いフットワークが目を引いた。メイケイペガスターは3日、栗東CWを単走。右の肩ムチが入ると反応良くしまいを伸ばし、6F81秒2‐37秒8‐12秒1をマークした。
またがった川須は「体はできているし、今週は感触を確かめる程度でした。気持ち良さそうに、伸び伸び走っていたと思います」と納得の表情。見届けた木原師も「先週もやっているので、これで十分。追ってからのフォームがいいね」と合格点を与えた。
デビュー戦は後方から馬群をこじ開け、上がり33秒0の決め脚を発揮して快勝。非凡な爆発力とともに勝負根性もアピールした。「道中、あそこまで後ろになるとはね…。見ていてひやひやしたが、センスはあると思う。レース後の反動もなかったし、いい状態で臨めそう」と指揮官は意欲をのぞかせる。
鞍上は「今回は前残りの可能性も考えて、もう少し前で運びたいですね」と、開幕週の高速馬場を踏まえた組み立てで臨む構え。2戦目での重賞制覇を勲章に、さらなる高みを目指していく。