【富士S】ファイナル久々も態勢整った
「富士S・G3」(20日、東京)
ラジオNIKKEI賞V以来となるファイナルフォームは18日、栗東から駆けつけた福永を背に美浦Wで3頭併せ。先行したリバティバランス(牡5歳オープン)、スプリングパリオ(3歳500万下)を馬なりで追いかけ、内に潜って並んだところがゴールだった。
4F52秒9‐38秒3‐13秒1。福永は「春に乗ったとき(3走前=500万下3着)より、しっかりしてきた。まだトモは緩いけど、ポテンシャルの高い馬。休み明けは若干の割引だけど、動ける状態だし、エンジンのいい馬だからね」と好勝負を期待した。
橋本助手は「10キロぐらい増えていて少し立派な感じはする。どれだけが成長分か」と3カ月半ぶりを気にするが、直線の長い府中は末脚をフルに発揮できる舞台。同厩のストロングリターン、リアルインパクトのように、マイル王への道を猛進する。