【ア共和国杯】ギュスターヴ体調アップ
「アルゼンチン共和国杯・G2」(4日、東京)
確かな良化を示した。京都大賞典3着のギュスターヴクライは31日、朝一番の栗東坂路へ。みやこSに出走するオースミイチバン(3歳オープン)と併せ馬で追われた。縦列状態の後方を進み、コーナーワークでインへ。1完歩ずつ、力強い脚さばきで僚馬に迫り、ゴール前できっちりと先着した。
タイムは4F52秒8‐38秒6‐12秒8。0秒1先着に、荒川師は「けさはしまいだけしっかり。動きは良かった。叩いて走る気になってきましたね」と理想的な内容に満足げだ。担当の斉藤厩務員も「ひと叩きして体が引き締まってきた」と体調アップを強調する。
距離やコースは心配無用。課題は58キロのハンデだけ。「力を認められたとも言える。いい競馬をして結果がついてきてくれれば」と指揮官。さらなる高みを目指すためにも、つまずくわけにはいかない。