オルフェーヴルは池添とコンビでJCへ
“5冠タッグ”で国内外の強豪を迎え撃つ。ジャパンC(25日・東京)への出走を予定するオルフェーヴル(牡4歳、栗東・池江)が7日、滋賀県のノーザンファームしがらきでの着地検疫を終え、栗東トレセンに無事帰厩。出走に引き続き前向きな姿勢を見せた池江師は、鞍上に再び池添を迎えることを発表した。
「金曜に(ジャパンCの)2週前追い切りをやるつもりです。自分の目で動きやタイムを見て、出走するかどうかを最終的に判断していきたい。1本速いところをやれば分かると思うので」と、今週中にも正式な出走が表明される見通しだ。
凱旋門賞を制したソレミア(牝4歳、仏国)が1日、ジャパンCへの招待を受諾したばかり。首差でオルフェの夢を打ち砕いた“女王”は来年から繁殖入りすることが決まっている。最初で最後となる再戦のチャンスが到来したとあって、トレーナーの口ぶりにも自然と熱を帯びてくる。「まずは馬の状態ありきだが、盛り上げていきたいですからね。レースまでの間隔が短いので、プロフェッショナルな仕事を求められるけど、何とか努力をして出走させたいです」とリベンジに燃える。
なお、仏2戦でオルフェーヴルの手綱を取ったスミヨンは、引き続き天皇賞・秋13着のトーセンジョーダンとコンビを組んで、ジャパンCへ向かうことになった。