オルフェーヴルのJC参戦が正式決定

 凱旋門賞2着のオルフェーヴル(牡4歳、栗東・池江)が、ジャパンC(25日・東京)に出走することが9日、正式に決定した。池江師が明らかにしたもの。栗東坂路で帰栗後の初時計を出した5冠馬に、師は「僕の表情を見てもらえれば分かるでしょう」と満面の笑みでゴーサイン。池添との再タッグ結成で国内外の強豪馬を迎え撃つ。

 申し分のない行きっぷりだった。力強いフットワークでチップを蹴散らして、刻んだタイムは4F53秒0‐38秒6‐12秒3。「動き、息の入り、馬の表情から判断しようと思っていたが、どれを取っても問題ない。池添君にも“使うよ”と言ったら喜んでいました。凱旋門賞のときがボディービルダーみたいだっただけに、少し体が寂しいが、食わし込んで良質の運動を施したら筋肉量は戻ってくる。あと2本やれば出走態勢が整うでしょう」と力を込める。1週前は15日に、当週は21日に、ともに池添がまたがって追い切る予定だ。

 凱旋門賞馬ソレミア、国内にも牝馬3冠馬ジェンティルドンナや秋の天皇賞馬エイシンフラッシュなど、豪華なメンバーがそろう。「(出走を決めて)ホッとしたのもあるが、緊張もしています」と指揮官は武者震い。こん身の仕上げで新たなタイトル奪取といく。

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