【マイルCS】マルセリーナ順調
「マイルCS・G1」(18日、京都)
1年7カ月ぶりの美酒へ。昨年の桜花賞馬マルセリーナが、得意のマイル戦で2つ目のG1タイトル奪取を狙う。
秋初戦の府中牝馬Sは5着。スローペースに泣かされて差し届かなかったが、後方からメンバー2位タイとなる上がり3F32秒9を記録。プラス10キロと馬体重が増えた分だけ、末脚の威力が増していた。「馬がゆったりしてきた。古馬らしくなって成長している」と松田博師。ひと夏越して、少女から大人の女性へと変ぼうを遂げ、昨年6着の舞台に再び挑む。
ひと叩きされて、出来は型通り良化。全休日明けの13日朝も、栗東坂路をゆったりと駆け上がった。指揮官は「けさも落ち着いていた」と順調な仕上がりに納得の表情。4月の阪神牝馬Sで2着へと導いたM・デムーロとのコンビ再結成。鮮やかな復活Vを遂げるか。