【JC】オルフェ大外確率35万分の1
「ジャパンC・G1」(25日、東京)
22日に出走馬と枠順が確定し、オルフェーヴルは8枠17番となった。今年6戦目にして5度目の大外枠。
オルフェーヴルが6戦のうち5回の大外枠を引く確率は、35万2512分の1。まさに天文学的な数字だ。“因縁”があるとしか言えない。
今年初戦の阪神大賞典では外に逸走。直線で驚異の盛り返しで2着に押し上げた。しかし、このため調教再審査を受ける羽目に。過去に経験のないダートの栗東Eで、調教と再審査を行ったことも影響したのか、天皇賞・春では11着と大敗した。このころから“鬼門”と呼ばれるようになった。
唯一大外枠ではなかった宝塚記念で復活Vを飾り、迎えた海外初戦のフォワ賞。5頭立てと頭数は少ないとはいえ、勝利を飾りマイナスイメージを払しょく。本番の凱旋門賞も18頭立てで、周囲からも不利とささやかれながらも、見せ場十分の2着だった。今回はどんなパフォーマンスを披露するか。